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選べる鍵の種類は住宅によって異なる!人気のタイプや取り付け条件

住宅種別人気の鍵をまとめました。戸建て住宅や分譲マンション、賃貸住宅で異なる傾向があるので参考にしてみてください。集合住宅の場合は共用部分の防犯性。単身タイプ・ファミリータイプなどは家族構成によって人気がある鍵の種類が変わってきます。

住宅種別人気の鍵

3種類の住宅

 

玄関の鍵交換を検討している方や、引越し先に新しい鍵を設置しようとしている方は、どのような鍵にするか悩むものです。
特に昨今は従来からある差し込んで回す鍵と、電子キーのどちらにするか迷う方が増えています。
多くの人に選ばれている人気の鍵を知りたい方へ向けて、住宅種別の傾向や人気の条件をまとめました。

 

 

 

一戸建て

一戸建ては新築も含めて、従来からある差し込むタイプの鍵を選ぶ人が意外に多いです。
ワンドアツーロックのディンプルシリンダー錠で防犯対策するのが定番になっています。
もちろん電子キーを設置する需要もあり、戸建て住宅の場合はカードキーや生体認証を選ぶ方が多いです。

 

戸建て住宅の場合は子供や高齢者など幅広い年代の方が一緒に暮らすことが多く、複数人で使う際のコストやトラブルリスクを重視する傾向があります。
電子キーの場合は子供や高齢者が紛失や故障などでトラブルが発生した時に対処しにくいことや、鍵を紛失した際のコストが高い理由で合鍵作成が容易な普通の鍵を好まれる方が多いです。

 

 

分譲マンション

分譲マンションはエントランスのオートロックや共用部分の防犯カメラ設置などセキュリティがしっかりしているので、玄関の鍵は当初のままにしている方が多いです。

 

また、マンションの玄関ドアおよび鍵は外側が共用部分の扱いになるため、管理規則で指定した鍵を使わないといけない場合があります。
防犯対策を強化したい場合は鍵交換以外の方法を検討するか、管理組合(管理人さん)に問い合わせて鍵交換のルールを確認するようにしてください。

 

新築マンションではエントランスのオートロックを開ける鍵に、かざすだけのタイプや持っているだけで反応してくれる電子キーを使用するケースが増えています。

 

 

賃貸住宅

賃貸住宅は間取りやマンションタイプによって人気の鍵が変わってきます。
ファミリータイプのマンションは一戸建てと同様に、家族が多い理由などで普通の差し込む鍵を好む傾向が強いです。
共用部の防犯対策がしっかりしているマンションタイプであれば当初の鍵を使い続ける方が多く、団地タイプの集合住宅は鍵交換をして防犯を強化する家が多くなります。

 

単身向けの賃貸住宅では、スマホを使った後付けの電子ロックが人気です。
一人暮らしの人は利便性を重視する傾向が強く、一人暮らしだからこそ防犯対策を強化しようとする人が多いです。
賃貸住宅は基本的に大家さんの許可なしで勝手に鍵を変えることができませんが、既存の鍵に両面テープでカバーを固定するタイプのスマホ連動型電子ロックなら許可不要で設置できます。
ただし、綺麗に取り外すことができなければ退去時に原状回復費用を請求される場合があるので注意してください。