鍵の紛失もエアタグがあれば回避できる？エアタグのメリット・デメリットをご紹介します。

エアタグについて

 

エアタグとは、Appleが販売するBluetoothを利用した紛失防止タグです。
鍵の紛失防止に役立つので、鍵を頻繁に失くしてしまう方や、紛失すると困る鍵や貴重品を管理している方におすすめです。

 

 

 

エアタグの仕組み

エアタグは500円玉より一回り大きい本体と利用者が使用するiPhone･iPadを連携させ、Bluetooth機能を使ってエアタグ本体がある場所を管理します。
鍵に取り付けたエアタグが接続しているiPhoneなどと離れた場合に通知でお知らせをするほか、最後に自分のiPhoneなどとBluetooth接続が途切れた場所を表示してくれます。

 

さらに、電車やバスに鍵を落としてしまったり盗まれたりして、Bluetoothの接続が途切れた場所からエアタグが移動してしまった場合でも、全てのiPhoneユーザーなどのネットワークを使った｢探す｣機能でエアタグの場所を表示することができます。
エアタグはiPhoneなどApple社のiOSを搭載した端末でないと使えないため、Androidのスマホでは使うことができません。

 

 

エアタグは万能なのか？

 

エアタグは自分のiPhoneなどと連携させるだけではなく、Bluetoothが途絶えても世界中のiPhoneユーザーのネットワークを使ってエアタグの場所を探すことができます。
鍵の紛失防止を目的に使った場合、高い確率で紛失した鍵のある場所を表示してくれるでしょう。

 

電池切れのリスクがありますが、新品で購入した初期状態からは1年以上電池が持つ仕様になっていて、電池残量が減るとアプリで知らせてくれます。

 

また、IP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)の防水防塵能力があり、故障を防止するための保護ケースが販売されているため、適切に扱えば故障を理由にエアタグが作動しないリスクを軽減できます。
ただし、エアタグは10mくらいの距離でないと繋がらないBluetoothを使っているため、海･山･川などで落とした場合は見つかる可能性が低いです。

 

100％鍵の紛失に役立つとは言い切れませんが、利用者からの満足度が高いアイテムです。
また、自分のiPhoneと距離が離れた際にすぐ通知してくれるので、通知さえ見逃さなければ鍵を置き忘れた時や落とした時にすぐ気付くことができ、紛失を防止するという意味でも大きな効果を期待できます。

 

 

エアタグの料金

2023年1月現在のエアタグ本体価格は税込4,780円～です。
安くはないですが、一流メーカーの製品なので精度と耐久性に優れています。
最大の特徴はGPSを使う紛失防止タグとは違って、月額使用料がかからないことです。

 

自身のiPhoneなどとのBluetoothが途絶えても、高精度でエアタグの場所を知らせてくれるので、月額料金不要にも関わらず高い精度で紛失したエアタグを発見できます。
もっと安い紛失防止タグもたくさん売られていますが、iPhone･iPadユーザーで紛失防止タグを探している方はエアタグを検討してみてください。